2011年1月6日木曜日

No.3 「性交痛」とは、セックスのときに感じる痛みのことを言います。

潤い不足で・・・性交痛
ラブタイムの潤い不足は誰にでもあります。

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■性交痛を知っていますか?

あなたは「性交痛」という言葉をご存知ですか?「性交痛」とは、セックスのときに感じる痛みのことを言います。挿入時や激しい刺激があったときに起こる、あの痛みです。LCは、2005年1月、このようなアンケートを実施しました。

Q.セックスの時、痛みを感じたことがありますか?

この質問を受けて、女性300名中、265名もの方が性交痛を感じたことが「ある」と答えています。驚くことに約9割の方が何かしらの「性交痛」を経験していました。


■濡れない・・、感じているのに。

性交痛の原因は、膣潤滑の不足が主な理由であると言われています。女性のカラダはとてもデリケートです。疲れているとき、久しぶりのHのとき、精神的にまいっているとき…、男性が勃たなくなってしまうように、女性も濡れなくなることがあります。中には、セックスの時間が長過ぎて、乾いてきてしまうなんてこともあるようです。

いろいろな理由があるにせよ、『濡れない!』という経験は、ほとんどの女性がお持ちなのではないでしょうか?

でも、これはごく当たり前のことなので、どうか心配はしないで下さい。

相手が嫌いな訳ではないのに、濡れてこない・・・、と罪悪感や、自己嫌悪に陥ったりしたことがありますか?でも、そんな風に思わないで下さい。いつだってスタンバイOK!のほうが逆に難しい。疲れていてしんどいときは、Hを断ることだっていいかもしれません。

でも、やっぱり愛し合いたいときは、まずはカラダもココロもリラックス。そして、愛撫を長めにしてもらって、カラダもココロもゆっくりときほぐしてもらったら、きっと大丈夫です。
でもいったい性交痛とはどうして起こるのでしょうか?


■濡れているのに、セックスのとき痛い…。性交痛とは?

性交痛とひと言で言いましても、セックスのときに膣の入り口付近が痛む場合には、病的ではない場合が多いです。十分に濡れていない状態で無理に挿入するなどで、傷ついて痛む場合などもあります。

挿入時に膣の奥を突かれると痛い、激痛が走るなどの場合、まず子宮内膜症の存在が疑われます。

膣の一番奥、子宮のうら側にあたる部分にはダグラス窩という場所があり、ここは子宮内膜症の好発部位です。ここに内膜症病変があると、性交時にこの場所を刺激されて痛みを感じることになります。

また 、子宮筋腫が子宮の後面にできていて、性交時にここにあたるために痛む、子宮やその周辺で炎症を起こしているため、あるいはそれに伴う癒着があるなどで性交痛を感じるということも考えられます。後者については堕胎の経験が在る方は特に注意が必要で、癒着が原因で痛む場合には不妊症との関連もありますので、必ず産婦人科を受診するようにして下さい。


■濡れない性交痛は更年期症状のひとつ

更年期というのは45~55歳くらいの時期に女性ホルモンであるエストロゲンが欠乏してくる時期のことです。更年期は人によってさまざまな経過をたどり、併せて起こる不快な症状も一様ではありません。

更年期の性交痛は肌や粘膜などを正常に保つエストロゲンというホルモンの減少により膣が乾燥するために起こります。膣が濡れにくくなり、膣粘膜がもろくなるのでちょっとした摩擦でも出血し、簡単に炎症が起り、細菌に感染することがあります。

更年期の性交痛の改善には、不足したエストロゲンを足すホルモン補充治療があります。ホルモン補充療法は性交痛のみならずあらゆる更年期症状や、高血圧・高コレステロール・骨粗鬆症などの改善にもつながります。性交痛のみが気になる場合は、弱いホルモン剤で作ったエストロゲンの膣剤もあります。

■性交痛に年齢は関係あるの?

性交痛は、年齢に関係なく誰にでも起こります。
例えば出産後など、1年ぐらいは膣内や子宮の回復がうまくいかずに痛むことがあります。もし、それ以上長く続く場合は、肉体的な問題以外に、精神的なダメージなど、ほかのことが原因である可能性も考えられます。

また、セックスをする間隔が開いている、年に数回程度の頻度しかセックスをしない場合などは、初体験に近い感覚に戻ることもあるので、痛む場合もあります。


■性交痛は我慢しないで、まず潤いを足してみる


性交痛を我慢しつづけると、無意識に腟の筋肉が収縮することがあります。膣の筋肉は収縮すると、さらに痛みが増す場合があります。とにかく性交痛を我慢しないこと。

LCではそのようなとき、迷わずローションや潤滑ゼリーの使用をお勧めしています。セックスとは本来、お互いを思いやるからこそ気持ちがいいものです。女性だけが痛いセックスを我慢しているのは、問題だと思いませんか?

痛みをずっと抱えたままでは、楽しいはずのセックスが、辛く大きな苦痛へと変わっていきます。やがて性欲も低下し、精神的に感じにくくなってしまうことも少なくないのです。

LCのラブコスメ「ラブリュイール」は女性の「濡れにくい」「感じられない」などのデリケートな悩みをサポートします。女性に潤いを与えるハーブを使用し、デリケート部分の感度を目覚めさせ、スムーズに導いてくれます。

普段メイクをするとき“潤いが足りないから保湿”するのと同じように、ローションや潤滑ジェルを使用するのは、ごく自然なことなのです。そうすることで、セックスや性交痛への不安が和らぎ、心がリラックスした状態になれてこそ、本当に感じられるセックスができるのだと思います。

痛みを我慢するのは、もう終わり。自分らしく、素直に感じられる楽しさを知っていただきたい。これからもLCでは「セクシャルヘルスケア」の一環として、さまざまな問題に取り組んでいきます。

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